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「どうしても子供に怒ってしまう…」
「怒らずに接する方法ってあるのかな?」
子育てをしていると、思い通りにいかずイライラして強く当たってしまい、あとで自分が嫌になることがありますよね。
でも大丈夫です。
怒らない子育ては、実践するためのコツがあるんです。
本記事では、「怒らない子育て」のメリットとデメリット、すぐに実践できる具体的な方法を7つ紹介します。
本記事をご覧いただければ、感情に流されず冷静に子供と向き合えるヒントが見つかります。
ぜひ最後までご覧ください。
怒らない子育てのメリット4選

怒らない子育てには、以下の4つのメリットがあります。
ちょっとイライラしたときは、「この4つのために怒らないようにしよう!」と落ち着いてくださいね。
子供の自己肯定感が育つ
怒らない子育てを心がけることで、子供は「自分が大切にされている」と感じやすくなるものです。
感情的に怒ると子供は落ち込みやすくなりますが、怒るのではなく伝えることで、自分の存在や行動を肯定的に受け止められます。
自己肯定感が育つと、子供は失敗を恐れずに挑戦できるようになり、人との関わりにも自信を持てるようにもなります。
将来の人間関係や学びの意欲にもつながる、大切な自己肯定感を育てましょう。
子供が感情を言葉で表現できるようになる

怒らないと心がけることで、子供は「自分の気持ちを安心して伝えてもいいんだ」と感じられます。
感情的に怒られると、子供は気持ちを押し込めますが、落ち着いて関わることで自然と自分の感情に向き合えます。
「悲しかった」「うれしかった」「イヤだった」など、少しずつ言葉で気持ちを表現できるようになるでしょう。
将来的な人間関係の土台にもなる、感情表現の力を育てていきたいですね。
長期的に見ると問題行動が減る
怒らない子育てを続けると、子供の問題行動が少しずつ落ち着いていきます。
感情的に叱られると、子供は反発したり、不安から行動が激しくなったりしがちです。
しかし、落ち着いた関わりを続けることで、長期的には子供は安心し、自分の行動を見直す余裕が生まれます。
すぐに変化が見えなくても、長い目で見れば成長につながる方法ですよ。
親自身のストレスも減る
怒らない子育てを意識することで、親の心にもゆとりが生まれやすくなります。
感情的に怒ったあとは、後悔に悩まされることもありますが、冷静に対応することでストレスを感じにくくなるのがメリットです。
子供の反応にも変化が表れ、親子のやり取りがスムーズになり、日常のイライラが減少します。
怒らずに伝えることで、子育ての満足度を高められます。
怒らない子育てのデメリット

怒らない子育ては良い面が多いですが、以下のデメリットもあります。
甘やかしと誤解されやすい
子供を尊重し、感情をぶつけずに関わる前向きな方法ですが、周囲から「甘やかしている」と誤解されやすい一面もあります。
また、子供がすぐに行動を改めない場面もあるため、「言っても聞かない」と感じることがあります。
たしかに、怒れば一時的に行動を止めることはできますが、それは子供が納得して動いているのではなく、恐怖や不安から従っている状態です。

怒らない子育ては甘やかしと誤解されがちですが、長い目で見れば信頼と自主性を育てる方法です。
”無関心”になりがち
怒らないようにしようと強く意識しすぎるあまり、何も言えなくなってしまったり、感情を閉じ込めてしまいます。
そうなると、本来は丁寧に関わるべき場面で無関心に見えてしまい、子供にも伝わらない関係になる危険があります。
怒らない子育ての本質は、我慢することではありません。
大切なのは、落ち着いた気持ちで「どう伝えるか」を考えることです。
親の気持ちも素直に、丁寧に言葉にして伝えると、子供との信頼関係は深まっていきます。
感情を抑えて無関心になるのではなく、伝え方を工夫していきましょう。
怒らない子育てを実践する7つのポイント
子供を頭ごなしに叱るのではなく、気持ちに寄り添いながら伝えるための、7つのポイントを紹介します。
- 一呼吸(6秒)おいてから反応する
- 子供の気持ちを聞く
- 親の気持ちも正直に話す
- NGワードを避ける
- 完璧を目指さない
- 「〇〇してくれてありがとう」と感謝の言葉を増やす
- 一日一回は「できたこと」に注目する
1.一呼吸(6秒)おいてから反応する
感情的に反応してしまいそうなときこそ、一呼吸(約6秒)おいてみてください。
これはアンガーマネジメントの基本で、「6秒ルール」と呼ばれる手法です。
怒りが湧いた瞬間から6秒間やり過ごすことで、冷静さを取り戻しやすくなります。
ベストセラーの書籍『アンガーマネジメント超入門「怒り」が消える心のトレーニング』(著者:安藤俊介)が参考になるので読んでみてください。
一呼吸おいてから言葉を選ぶことが、心の余裕につながる習慣になります。
2.子供の気持ちを聞く
まず子供の話に耳を傾けることが大切です。
泣いていたり怒っていたりする背景には、必ず何らかの理由があるからです。
「何があったの?」「どんな気持ちだったの?」と問いかけることで、気持ちを整理するきっかけになります。
子供が自分の気持ちを表現する手助けをしてあげましょう。
3.親の気持ちも正直に話す
怒らないというのは、何も言わないことではありません。
大切なのは、感情的にぶつけるのではなく、落ち着いた言葉で自分の気持ちを伝えることです。
「片付けをしてくれなくて悲しかったよ」と、親の気持ちを素直に言葉にすると、子供は反発せずに自分のしたことを考えます。
さらに、「どうすればよかったと思う?」と問いかけることで、自分で考える力の成長につながります。
冷静に伝える姿勢は、子供との信頼を育てるための重要な姿勢です。
4.NGワードを避ける

以下のような言葉は、知らず知らずのうちに子供の心を傷つけてしまうのでNGです。
自信を失わせたり、「どうせ僕なんて」と自己否定につながりやすいので、こうした言葉は避けましょう。
代わりに、「ここはもう少しこうするといいね」「どうすればできるか一緒に考えよう」といった、前向きな表現に変えてください。
言葉の選び方は子供の心の育ちに直結する要素なので、NGワードは避けましょう。
5.完璧を目指さない
怒らない子育てを続けるには、「完璧であること」を手放しましょう。
毎日うまくいくとは限らず、思わず怒ってしまう日もあって当然で、完璧主義にはまるとイライラしてしまいます。
「今日はうまくできたな」と思える日が1回でもあれば、それは大きな前進です。
逆に、できなかった日は「そんな日もある」と切り替える柔軟さを持つのがコツです。
完璧主義をやめれば、育児の疲れを軽減し、気持ちがラクになりますよ。
6.「〇〇してくれてありがとう」と感謝の言葉を増やす
子供の行動に「ありがとう」を伝えるだけで、子供に自己肯定感が育まれ、チャレンジ精神や自信を持てるようになります。
たとえば、「お皿を運んでくれて助かったよ」「片付けてくれてうれしかった」と伝えると、子供は認められていると感じます。
ありがとうという言葉は、親子の関係をあたたかくつなぐ魔法の表現です。
日常の中でたくさん「ありがとう」を伝えて、自己肯定感を高め、親子の絆を深めましょう。
7.一日一回は「できたこと」に注目する
「またできなかった」ではなく、「今日はこれができたね」とプラスの面に目を向けると、子供が前向きな気持ちになります。
「靴を自分でそろえた」、「朝の支度を少し早く終えた」など、小さな成功でかまいません。
たとえ気分が乗らなかった日でも、何か一つできたことを見つける視点があれば、親が子供の存在そのものを受け入れられます。
自己肯定感を育てるには、良い悪いと評価するよりも、共感して認めることが大切ですよ。
【まとめ】怒らない子育てを無理なく続けて子供の自立心を育てよう!

怒らない子育ては子供の心の成長を促し、親自身のストレスも軽減できる、子供とのステキな関わり方です。
子供の自己肯定感が育ち、感情を言葉で表現できるようになるなど、多くのメリットがありますが、実践するのは難しいと思います。
たまに怒ってしまうのは仕方ないです。パパもママも人間ですから。
怒ってしまうとき、7つポイントを思い出してもらえると嬉しいです。
子供と同じくらいパパ・ママ自身も大切な存在ですから、無理なく少しずつ始めてみましょう。
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